令和7年3月18日(火)、恒例化している「食用菜花摘み」のバス旅行にななはちくらぶ5名が参加しました。当日は今冬最後(?)の寒波に覆われた日々の合間を縫うような形の青天に恵まれました。参加者80名余りは2台のバスに分乗、房総半島の先端・館山市の手前にある三芳村を目指します。参加者の7割ほどは「菜花摘み」の経験者。畑に到着するなり争うように菜花を手摘みで45リットル入りのポリ袋に次々と放り込んでいきます。20分ほどで袋は満杯となりました。あとは持ち帰るだけなんですがバスに積み込んだり自宅まで運ぶのに一苦労、畑での手摘み作業や畑への往復などを含めるとかなりの労働(?)となりました。
海鮮料理の昼食休憩の後、午後からは「日本酪農発祥の地」嶺岡牧を訪ねました。
標高150mほどの丘陵地に広がる嶺岡牧は広さ1,760平方キロ(横浜市のおよそ4倍)あり、戦国時代には軍馬の生産が盛んだったそうです。徳川の世になって8代将軍徳川吉宗公がインド産といわれる「白牛」を導入したことから酪農が始まったそうです。現在「白牛」は3頭しか飼育されていません。また、乳牛研究所が飼育・放牧した牛は前夜までの雨のため斜面の足場がぬかるんでいて丘の頂上付近に避難していました。