その名は「ブルギタ」!
横浜・中華街の南門(朱雀門)を元町方向へ。信号を左折して4軒目。そこに推薦したいブルースバー「BLUES GUITAR FOREVER」がある。
夕刻、日が暮れると横浜ブルー色のネオンサインがかがやき行きかう人々の目を引きつける。サラリーマンを定年退職してから中学生時代の「ブルースバーのオヤジになりたい」という夢を実現したというオーナー・高橋秀壽さんの思いが店名へのこだわりとなっている。
店内は縦に長いウナギの寝床となっているが所狭しとギターが飾られ、奥のステージでは連夜のようにブルースを中心とした生演奏が催される。料金は「投げ銭」システム。演奏を楽しみたいコアな客は奥へ、食事を楽しみたい客は入口付近のテーブル席でそれぞれが楽しむ。演奏料金は「投げ銭」システムなのでテーブルチャージがないのも魅力的である。
料理はイタリアン、オーナーが美味いメシが作れるかどうかで決めたという料理長が提供する「本牧名物・四角いピザ」や「ローストビーフ丼」、さらに定番のパスタは日替わりで各種の味が楽しめる。ほかにもタコのアヒージョや若鶏のソティ・バター風味など、お酒のおつまみ系も豊富にあって呑み助には堪らないメニューが並ぶ。ちょっとおしゃれに大人のムードに浸りたい人には得難い空間である。
最後になるがオーナーは、「オヤジ」・「美味いメシが喰える」などの表現を好むちょいワルなナイスガイであると同時に、ソムリエスクール講師16年とバーテンダースクールの講師も務めた「洋酒のベテラン」でもある。「美味いメシを喰いたい!」・「ナマの音楽を楽しみたい!」という方々、ぜひいちどお試しあれ。
お店紹介:~美味いメシが喰えるブルースバー~
「BLUES GUITAR FOREVER」
場所:横浜市中区山下町106-3ラポール元町1F
営業時間:平日 ランチ11:30~14:00 ディナー17:00~24:00
土日祝ランチ11:30~15:00 ディナー17:00~24:00
月曜定休 電話045-263-8405
2019年4月オープン ペット入店可能
(文責:佐野明男)
※令和3年「みちしお」82号用 「推薦 この一店」からの転載記事です。「みちしお」は中区老人連合会(区老連)が発行している季刊誌で、ななはちくらぶの会員全員に冊子を配布しています。82号から、われら345副会長の佐野明男氏が編集委員を務めています。