2023/4/25
中区老連が主催する恒例のバス旅行、今回は群馬県館林にある「つつじが岡公園」を訪れました。4月25日(火)、好天に恵まれバス2台で東北道の館林IC を目指します。この時期、ICから降りると渋滞に巻き込まれるとの情報でしたが、平日午前のせいかスムースに駐車場まで行くことができました。
公園では「世界にほこる日本一のツツジの名園」というパンフレットの名に恥じない色とりどりのつつじの花が出迎えてくれました。
(撮影:蜂谷昌平さん・西竹之丸)
今春は例年に比べ1~2週間ほど満開の時期が早いとのことでしたが、100品種超・1万株の中で「遅咲き」の花が見頃を迎えていました。
なぜ、この地につつじがこのように植生されたのか?一説にはおよそ400年前、時の領主・榊原康政の側室「お辻」様があまりにも美しく殿から寵愛され、正室や側女からいやがらせを受け、城沼(じょうぬま)に身を投げたとのこと。そこで里人が「お辻」様を偲んで名前が似ている「つつじ」を植えて霊を弔ったといういわれがあります。
また、園内に点在する松の木は、側女の中にも「お辻」様を慕う人がいて、その名前が「まつ」だったという話しも聞きました。
バス旅行は、その後栃木県下野市の「天平の丘」での満開の八重桜鑑賞に向かいましたが、こちらも例年より開花の時期が早まり、残念ながら「八重桜の木」の鑑賞となりました。(文責:佐野 明男)