令和2年2月7日(金)11時から中区寺久保にある馬頭観世音で供養祭が行われました。
馬頭観世音は市営バス103系統の終点・根岸台バス停直近にあります。通常はのぼり旗が立っていないため見過ごしてしまうかもしれません。明治33年に建てられたという石碑は120年の歳月を感じさせませんでした。
馬頭観世音は、昔の根岸競馬場で活躍した馬を供養するために建てられ、今は馬の博物館を管理運営している公益財団法人・馬事文化財団が管理しています。
毎年、地元・第6地区連合町内会を招いて供養祭を行い、今年は総勢40名近くが参列しました。
今年は馬の博物館で活躍した2頭の馬を供養しました。
寺久保の石碑での供養後、馬の博物館の敷地内にある馬頭観世音でも供養祭が行われました。
中には乗馬用ブーツを身に着けて焼香された方や祭壇に飾られた亡くなった馬の馬具に涙ぐむ人もいました。
地域とともに歩み親しまれている旧根岸競馬場の周辺には競走馬や軍用馬を飼育していた家屋や厩舎が並んでいたそうです。(佐野明男副会長報告・撮影)